Step4



ザル碁
とことんハッキリさせたい




ポン碁の限界を解消します。

 ポン碁にペナルティ付きパスを導入したことで、先取目標を満たさない為に引き分けるケースはずいぶん減らすことが出来ました。

 しかし、力が接近した者同士が目標石数を多く設定して対戦した場合には、それでもまだ引き分けになってしまう可能性が大きいのです。

図4−3
 この図は双方15手づつ、30手まで進んだ所です。

 5個先取ルールで、まだどちらも石を取っていません。

 双方とも相手の勢力圏に石を置くことが自殺行為だと認識していますので、結局自分の勢力圏に石を置いていくしか出来ません。

図4−4
 で、結局こうなりますが、次は黒番でパスするしかありません。

 その後白がJ1の空点を埋め、双方打つところがないため、黒パス、白パス、で終わりです。

 どちらも目標石数の5個を手に入れることが出来ず引き分けです。

 このようなポン碁の限界を解消する方法が有ります。

 それは、ゲームの目的を、先取する石数を設定することで勝敗を決定する絶対目標から、相手より多くの石を取った方を勝ちとする相対目標にすることです。

 新しいルール、

   「
相手より多くの石を取った方が勝ち

 その他のルールはポン碁と同じ。このゲームを、私は「
ザル碁」と呼んでいます。

 この
ザル碁で上図を評価すれば、黒が1個、白が2個相手の石を取ったことになり、白の勝ちとなります。


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